フリースクール開室についてのガイドライン

ネモネットでは緊急事態宣言解除を受けて、6月からフリースクールを段階的に再開しています。
それに伴い、感染症拡大防止に関する以下のようなガイドラインを設けております。
親サロン、ひきこもりサロン、ネモさんズなどの活動も再開しておりますが、それらもこのガイドラインに準じて開催いたします。

 


 

フリースクール開室についてのガイドライン

 

はじめに

フリースクールネモでは新型コロナウイルス感染症の独自のガイドラインを定めフリースクールの開室を始めています。感染症の拡大防止と子どもの居場所と学びの場の両立を図っていきたいと考えています。また本ガイドラインは流行の状況や、さらなる知見の状況をみて改訂をするものとします。

 

 

①基本的な考え方

新型コロナウイルス感染症の、主な感染経路は「接触感染」と「飛沫感染」です。感染防止への理解を促進し、スタッフ、利用者協力のもと日常の行動を変容し、新しい生活様式の定着をすすめます。

また、コロナウイルス感染症等での人権侵害を生まない配慮をします。特にスタッフは人権教育などの研修を受けながら、新しい差別を生まないように活動をします。

 

②三密対策

感染症防止の三密「密集」「密接」「密閉」を避ける実践を実施します。

密集対策:子ども同士のソーシャルディスタンスを保つように声掛けをします。また3階部分の部屋を開放し、1部屋当たりの人数を分散し密集を避けます。

 

密接対策:対面でのコミュニケーションをとる時はマスク等の着用や、アクリルボードを使用し密接を避けます。また不必要な身体接触を行わないように注意喚起を行います。

 

密閉:子どもたちが使用する時間は、窓を開ける、換気扇を使用する等を行います。常時換気をして密閉を避けます。

 

②開室前の安全対策

スタッフの健康管理:就業開始前に検温、手洗い、健康状態の問診を行います。

入室受付場所の確認:手洗いスタンプ、手用消毒液、手洗い石鹸、靴裏消毒液、ペーパータオル、健康状態問診表、デバイス消毒の用意の確認をします。

実施場所の確認:換気(換気扇、窓をあける)、手用消毒液の設置、消毒用ふきんの用意、空気清浄機・加湿器の設置の確認をします。

 

③子どもたちの入室時の対策

手洗い:手洗い確認スタンプを使い、手洗いを行います。

靴裏の消毒:3階入室時に靴裏の消毒を行います。

検温:非接触体温計を使い、検温を行います。体温が37.5℃以上の場合、活動を禁止し帰宅させます。

個人所有デバイスの消毒:スマートフォン、ゲーム機などのデバイスを消毒します。

健康状態の問診:倦怠感、頭痛、腹痛、味覚嗅覚の変化、家族の体調不良を本人に問診します。

以上の入室時のチェックはスタッフが責任をもって行います。

 

⑤開室時の対策

開室中の体調悪化:フリースクール開室中に体調が悪化した場合は直ちに帰宅させます。帰宅が困難な場合は一時的に隔離をし待機をしてもらいます。

マスク等の着用:対面の活動を行う場合必ず着用します。

室内の消毒:1時間に1回室内(トイレ含む)の消毒を行います。

手の消毒:トイレの後、共有物の使用後は手の消毒を行います。

換気:常時換気を行います。

ソーシャルディスタンス:対面では2メートル以上の間隔をあけるように声掛けをします。

飲食の提供:フリースクールネモとしては無しとします。(緊急時のペットボトル等の備蓄あり)

食事の時間:3階部分にて12時~13時とします。一度に4名までとし、適切な距離を保ち食事をします。素手で直接食品を食べる行為を禁止します。

 

⑥閉室時の対策

室内の消毒:室内と使用した共有物の消毒をします。

予備の物品の確認:マスク、消毒液、手用消毒液、ふきん、ペーパータオル等の在庫の確認をします。

 

⑦家庭へのお願い

検温:フリースクールに行く前に検温をお願いしています。

家族を含む体調不良時:出席を取りやめてください。

移動時:マスクの着用をし、移動時の食べ歩きをやめてください。

感染発覚時:速やかに報告をお願いします。

                                      以上

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