ネモネットではこれまでも毎年、講師をお招きしての講演会や当事者・経験者やその親などによるシンポジウムを開催してきました。今回はご自身も不登校・ひきこもりの経験があり、20年近くにわたって支援活動を続けておられる丸山康彦さんをゲストにお迎えし、当事者が何を望んでいるかという視点から、家族や支援者など周囲の人達がどう寄り添い、どう応援するべきかを一緒に考える時間にできたらと思います。聞き手は不登校・ひきこもり経験のある子どもを持つ当団体の親スタッフです。最後には質疑応答の時間も設けます。
「本人の不安にどう向き合えばいいのだろう」「どこにどんな支援を求めたらいいのだろう」「自分がいなくなったあとのことが心配」(O(親が)S(死んだら)D(どうする)問題!!)……家族はみんな悩みます。丸山さんのお話は当事者の気持ちを知りたい方、自分に何ができるか、どうしたらいいのかを迷っている方の心に必ず響くと思います。ご参加をお待ちしております!
【日時】
2023年2月5日(日)14:00~15;30(オンラインライブ配信 ※アーカイブ視聴あり)
【ゲスト】
丸山康彦さん
1964年生まれ。不登校のため7年かけて高校を卒業。大学卒業後、高校講師1年間のあとひきこもり状態になり、7年後に対人援助の研修と不登校支援活動に参加。2001年に「ヒューマン・スタジオ」設立。2003年度から不登校・ひきこもり相談室として、相談業務や家族会に加え多様な関連業務を通じて不登校・ひきこもりの理解と対応のあり方を伝えている。現在、藤沢市社会福祉協議会にアドバイザリーとして相談とソーシャルワーカー支援にたずさわるほか、ひきこもりを考える市民グループの代表やひきこもり当事者会の運営メンバー、「若者協同実践全国フォーラム」理事、など幅広く活動。著書『不登校・ひきこもりが終わるとき』は発行部数1万に達している。
【聞き手】
原野きよ子
現在33歳の長女が小学校4年から中学校卒業まで不登校。当時住んでいた茨城県神栖市で友人と親の会を立ち上げ、現在も世話人を続けている。ネモネット理事・親チームメンバーとして活動中。
【プログラム】
14:00 開会・あいさつ・諸注意
14:05 トークセッション
15:15 質疑応答(チャット欄でコメント・感想を受け付けます)
15:30 閉会
【チケット】
一般:¥1,500
パブリックビューイング:¥2,000
ネモ応援チケット(一般チケット+500円寄付):¥2,000
※どのチケットでもイベント終了後アーカイブ視聴をすることができます
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