スタッフ向け&フリースクールの会員と保護者向けに「いのちと性の講座」を行いました

フリースクールの子どもたちの人権を守る活動の一環として、2月23日にフリースクールネモスタッフ・人権委員・ネモネット理事・親スタッフ向けに、そして3月4日にはフリースクールネモ会員の子どもたちと保護者向けに「いのちと性の講座~心とからだのしくみを知ろう~」がフリースクールネモ習志野で行われました。

講師は助産師の鶴岡利江子さん。習志野市内や近郊で小中学校を中心に同様の講座を多数行われています。
子どものときから性に関する話題がオープンに語られ、学校でも正しい知識を与えられ、自分の心とからだを守る方法を知ることができる欧米諸国に比べ、日本はまだまだ十分ではなく、知識不足や間違った情報を信じることで、心や体が傷ついてしまう子どもや若い人が多くいます。
学校に行っていないフリースクールの子どもたちはさらに正しい知識を得るチャンスが少なく、また親世代もきちんと教育を受けていないので、子どもたちにどう伝えていいか戸惑ってしまいます。また恥ずかしながらスタッフも知らないことがたくさんあります。
なので、今回の講座はとても有意義なものでした。

スタッフ向けの講座では実際に中学生に行う講座の内容とスタッフとして知っておくべきことを伝えていただきました。

やはり女性のことでは「知らなかった!」と男性スタッフが思った内容もあったそうで、また「自分が生まれたということがどんなにすごいことか、正確に知って感動した。母を抱きしめたくなった」と言ったスタッフも。
子どもたちへの講座を行うにあたっての心構えもできました。

そして、フリースクールの子どもたちへの講座はフリースクール市川と習志野合同で、場所は習志野で。内容は小学校向けではありましたが、中学生以上の子どもたちにとっても大切なことは同じだし知らないこともきっと多いので、年齢問わず参加を勧め、会員の子どもたち14名+保護者2名+フリースクールスタッフやボランティア、親スタッフ計8名の参加がありました。

まず、男の子・女の子の体と性器の形、正しい手入れの方法について。鶴岡さん手作りの布製の模型を使っての説明でした。
プライベートゾーンは他人に見せない、触らせないということ。それは自分の心とからだを守る基本ですね。

そのあとはどうやって人の命が生まれるかということ。
卵子と精子が受精して無事に生まれてくるということがどれほどの奇跡であるかということを、詳しい過程の説明によって伝えてくださいました。
「何度も泣きそうになった」という声もあとで聞かれました。
どうやって受精に至るかということもきちんと伝えていただきました。
隠すことでも恥ずかしがることでもないからです。

 
1か月、3か月、6か月、9か月の胎児の手作り模型や生まれたばかりの赤ちゃんの人形(重さもなにかもそっくり!16万円もするそうです)も持参くださり、ずっと抱いていた小学生の女の子はずでにお母さんのようでした。


書籍もたくさん持参くださり、最後には保護者の相談に答える時間も作ってくださいました。

ネモネットにも人権に関する書籍を揃えています。
鶴岡さんの講座も中学生以上の内容もまたいつか行いたいと考えています。
形を変えて継続的に来ていただくことも相談中です。

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