ネモネット理事長前北のNPO法人フリースクール全国ネットワーク理事辞任届提出について(追記あり)

(このお知らせは9月23日までの公開とさせていただきます)

2020年9月16日開催のフリースクール全国ネットワーク理事会において、東京シューレにおける性加害事件と事件報道後の対応により迷惑と混乱が生じたことを理由として、奥地圭子氏から代表理事および理事の辞任届が提出され、受理されました。そして、前北海は引き続き理事を務めるよう慰留され、下記の抗議内容が改善されることを確認した上で、辞任届を取り下げることになりましたのでご報告いたします。今後、他の理事と協力して問題解決・信頼回復に努めて参りますのでよろしくお願いいたします。

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  NPO法人ネモ ちば不登校・ひきこもりネットワーク(以下ネモネット)理事長の前北海は2016年よりNPO法人フリースクール全国ネットワーク(以下フリネット)の理事を務めてまいりましたが、フリネット理事会内で理事として、またネモネット代表として看過できない事案が発生したため、抗議の意味を込め2020年9月7日付で辞任届を提出いたしました。

 辞任届は本日(2020年9月11日)現在「受理保留」となっておりますが、ここに前北による抗議および辞任届提出に至った経緯についてご報告いたします。

 

                            記

1.2019年7月6日、朝日新聞に『フリースクールでの性被害、和解「居場所の安全守って~」』と題する記事が掲載されました。この記事単体では訴訟の対象がどこのフリースクールであるかは示されていませんでしたが、他の報道と合わせ、フリネット代表理事の奥地圭子さんが理事長であるNPO法人東京シューレの関連施設での問題をめぐり、NPO法人東京シューレおよび当該男性スタッフ個人に対して起こされたものであることがわかりました。

 2.フリネット及び全国のフリースクールにとっても大きな影響を与える事柄であるにも関わらず、フリネット理事会が事態を知ったのは新聞報道後でした。これに対して奥地代表理事に抗議をしました。

3.今後同様の事態が起きた際にはフリネット理事会へ報告を行うことを求めましたが、奥地代表理事が具体的な回答をせず改善案を示さないことに抗議をしました。

4.フリネット理事会の議論においても奥地代表理事は東京シューレの立場を重視し、問題解決及び信頼回復に時間を要する結果になったことに抗議をしました。

5.代表理事として理事会をリードし問題解決・信頼回復を図る役割があるにも関わらず、奥地代表理事がその職務を怠ったことに抗議をしました。

6.複数回にわたる理事会において、他の理事の家庭の事情に関して、奥地代表理事がいわゆる「モラルハラスメント」発言を行い、誠実な議論を妨げてきたことに抗議をしました。

7.以上の事柄があり、改善の見込みがないため、奥地代表理事に対しフリネット理事の辞任を求めましたが、これに対しても返答は「(辞任をするかどうかは)決められない」と時間稼ぎと取れるもののみでした。

 上記の理由により、このような状況では前北がフリネット理事を継続するのは難しいと判断し、辞任届を提出したことをご報告いたします。

以上

【ネモネット理事長前北より】

 任期の途中でもあるので、本来なら辞任ではなく内部ガバナンスを整え、今後の体制を作っていくことこそが理事の役目であり、辞任は無責任な行動であることは承知しています。しかし、私が市民活動、特に子どもの支援を行っていく中で大事にしていることは、「誠実である」ことです。その信念を曲げてまで、今のフリネットの状況で仕事をすることは難しいと判断いたしました。任期途中での辞任ということになり、私の力の至らなさで皆さんにご迷惑をかける形になり、本当に申し訳ありません。

【ネモネット理事会より】

 他のフリースクール内で重大な子どもの人権侵害があったとしても、ネモネットは決して他人事にはしませんネモネット理事会は、子どもの人権侵害はどこでも起こりうると捉え、フリースクールスタッフ以外の理事と協力者からなる人権委員会を設置し、より一層子どもの人権侵害の防止と予防に努めてまいります。具体的な活動内容や方針につきましては適宜ネモネットHPにて情報の発信をいたします。

 ネモネット理事長前北は、抗議の意味を込めフリネット理事辞任届を提出しましたが、フリネットの役割や社会的な意義は揺るぎないと考えています。ネモネットとして、フリネットへの賛同と会員の継続は今後も行います。各地域と全国をつなぐ架け橋としてのフリネットの活動にこれからも期待しています。

 

 

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